一 四月六日
まず、言葉を交わそう。その向こうに心が見えたら、きっともう大丈夫だと思えそうだ。
文章 薄暮師範original
序 はじまりの春
あの春のことを、僕達はいまだに鮮明に思い出せる。
文章 薄暮師範original
逢うは永遠の始め
逢うは別れの始め。それではあまりに寂しいから、しばし夢を見るとしようか。
文章 薄暮短編original
alkalemia
気まぐれな約束ひとつ残してうっかり溶けてしまったミュージシャンの話
short 文章original
残響、蜃気楼
生きていくしかないのなら、せめてそこまで届くように歌おうか。
short 文章original
いつかの春に触れる
春はいつもそこで鳴っていた。さやさやと、さらさらと、遠き日の眼差しを閉じ込めて。
文章 薄暮短編original
終 薄暮教室
春は何度でも巡り来る。それが救いになるのだと、教えてくれたのは先生だった。
文章 薄暮original
十三 ひとひら
いつの日か、君のいるところに手を伸ばす日がきたら。そのときにはまた、話の続きをしよう。
文章 薄暮original
十二 薄暮の部屋
拐ってやりたい。その運命からも、枷のついた身体からも。――望まないと知っていた。
文章 薄暮original
十一 追憶の桑楡
どこにも行かないでくれと乞い願う。どうかずっとこのままでと望む。残された時間は恐らく僅かなのだろう。
文章 薄暮original
九 風花の思い
失いたくない、そんな思いが日増しに募っていく。終わる予感を見なければ、こんな思いには駆られまい。
文章 薄暮original